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人物写真を理由なくデザインに使うのは危険

こんにちは。ジーニアスウェブの有村です。

LPを制作する時に、人物写真を使うことは良くあります。
例えば、弁護士事務所のLPなら担当者の写真を使うなど。

しかし、そういった例では無く、単にデザインが寂しいからという理由で人物写真を使っているLPというのも少なからず存在します。

この、人物写真を理由なくデザインに使った場合の危険性について考えてみました

 

例1.
キャッチコピーと関係ない人物写真は疑問を感じる

 

まずは下記画像を見てください。

この画像が本記事のキービジュアルだったならば、あなたはこの記事を読もうと思ったでしょうか?

タイトルとご年配の夫婦が結びつかず疑問を感じたと思います。

お客様に商品(サービス)を訴求する時には、これ位の小さいな疑問でも、ページからの離脱に繋がります。
少しの疑問のせいで読ませたいテキストを読んで貰えなくなるのです。

特にキービジュアルに写真を使う場合は、キャッチコピーの意味を考えてそれに沿うような写真を選ぶべきです。
これは人物写真に限りませんが、写真ありきでデザインを先行するのは最良とは言えません。

 

例2.
ターゲットの違いに共感出来ない

 

例えば、ホームページ運用代行のLPを作るとします。
その際、よくあるコンテンツの1つに「お悩み」や「不満」などをを下記のように載せる事があります。

これに共感出来た方は、「同年代のスーツで働いている女性」だけではないでしょうか?

しかし、実際にホームページ運用代行をお願いしたい人は、年齢・性別・国籍・職業・役職など様々です。

ターゲットが明確に決まっている場合はそういった人物写真を使うと効果的に共感を得ますが、そうでは無い場合に特定の人物写真を使うと、本来のターゲットであるお客様が、自分とは関係無いと感じてしまう可能性があります。

 

写真を使わないという選択肢も考える

 

2つの例にあるように、(見た目の)デザインを豪華にしたいが為に写真を使ってしまうと、最悪逆効果になってしまうことさえあります。

デザインが楽だからと人物写真を使うくらいなら、多少デザインが物足りなくても、読ませたい文章を読ませる為にあえて人物写真を使わないという選択肢も必要です。

なので、「こう言う理由で人物写真が必要だ!」と言い切れる場合以外では、ターゲットを意識して本当にその人物写真が必要かを考えてみましょう。