2018.04.02 Mon

「気配り」ができる素敵なデザイナーになりたい

こんにちは、宮本です。

先日、社内のあるプロジェクト内で、今年の目標を決めました。
ズバリ、「気配り KI・KU・BA・RI」です!

なぜ「気配り」って必要なんだろう?
私なりに考えてみました。

なぜ「気配り」が必要か

誰かと仕事をする上で、「気配り」は必要ですか?という問いに、”いいえ”と答える人はいないと思います。
ですが、必要である明確な理由って、意外とすぐに出てこないかもしれません。

そこで、私なりに「気配り」が必要な理由を考えてみました。(あくまで私個人の主観的な話です)

 

“普通”ではなく、それ以上に”良い”関係づくり

この世に、一人だけで成り立っている仕事ってあるでしょうか?

誰かの役に立っているから、仕事として成り立っている訳であって、自分がこなしている仕事のプロセスやゴールには、必ず自分以外の誰かが存在しているはずです。

価値観が違う人間同士が一緒に仕事をする訳ですから、自分のことだけ考えて動いてしまうと、関係性が悪化したり、仕事がスムーズに進まなかったりすると思います。

自分がやるべき事をするのは当然ですが、それに加えて、他の人がどういう状況か?(仕事状況や心理状態など)を察する努力をすることが「気配り」のひとつなんじゃないかと思います。

 

私が感じた、スタッフの「気配り」

「気配り」って、相手の優しさが伝わってきて、とても嬉しいものです。
入社してちょうど1年が経ちますが、今日まで先輩方や同僚からたくさんの「気配り」を感じてきました。

 

1. 帰り際の「大丈夫?」

入社して半年ほど経ち、任される業務も増えてきたころ、業務がかさばって、少し残業をする日が2〜3日続いた日がありました。
そんな時に、帰り際にあるスタッフが「最近、残業多くない?大丈夫?」と声をかけてくれました。

「ちゃんと見てくれているんだ」という嬉しさと、そのスタッフの優しさで、多少の残業も頑張れました。

2. 有り難すぎる「横槍」

「横槍」という言葉は、”人が話すことやすることに、第三者が横から口を挟んで妨害すること”という意味で、良いものではないのですが、ディレクターさんから振られた仕事の内容を見て、あるスタッフがアドバイスをくれたことがあります。

というか、よくあります。

私から相談している訳でも、ディレクターさんから「フォローしてやって」と言われた訳でもなく、自分は参加していない会話のやりとりを見て、自らアドバイスをくれるのです。

自分に関係あることだけでなく、広い視野をもって仕事しているんだなと、いつも感動しています。

3. 数えきれないほどの「さりげない優しさ」

これは、毎日毎日感じることなのですが、色々な場面で、大小関わらず、「相手のことを考えてくれているんだな」と優しさを垣間見ることがあります。

  • 次に作業する人のことを考えて、仕事をする
    (コーダーの綺麗なコード、デザイナーの整理されたレイヤーなど)
  • MTG中で出られない電話を、代わりに素早く出る
  • 自分の仕事が早く終わったら、終わっていない人の分を手伝う
  • 何かをしてもらったら「ありがとう」と言う

どれも当たり前のことのように思うかもしれませんが、これらは自分以外のことに目が向けられているからこその「気配り」なんじゃないかなと思います。

 

今後、目指すべきところ

今年の目標として掲げた「気配り」ですが、いざ行動に移すとなると、なかなか難しいものです。

困っている人を助けたり、悩んでいる人の声に耳を傾けたりと、周りに目を向けて、そこで気づいた事に対して動くことができる人は、まず「自分のことがきちんとできている」のだと思います。

入社して1年が経ち、今日新入社員の方も入社され、「お手本」として見られる立場にもなると思います。

まずは「自分のこと(仕事面や健康面など)をしっかりとこなす」ことを目標に、ゆくゆくは私が感じてきた「気配り」を、恩返しならぬ「気配り返し」していけるように頑張りたいです!

もちろん、それはデザイナーとしての技術や知識だけではなく、それ以外の人間性の部分でも同じことです。

デザイナーという仕事もそれ以外のことも含めて、一緒に仕事をする仲間や自分のデザインに触れるお客様など、色々なことに「気配り」ができるデザイナーになりたいです。

それでは、失礼します。

WRITERこの記事を書いた人

山本

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