こんにちは。
米田です。
みなさんはセルフチェックを欠かさずしていますか?
特に制作者のみなさん、どうですか?
チェックは地味で退屈な作業ですが、最も重要な作業の1つです。
「制作」はセルフチェックまで含めて「制作」です。
とても当たり前のことですが、セルフチェックを意識することで全体の制作のスピードに多大な影響を与えます。
コーダーである私が日々感じている、セルフチェックの重要性についてお話していきます。
目次/このページでわかること
チェックはしすぎぐらいがいい
さて、なぜここまでセルフチェックをしろとうるさく言うのか。
大きく2つの理由があります。
作業工数の削減
まず、セルフチェックが甘いと必ず修正が発生します。
修正が多いと自分の時間が割かれるのはもちろん、作業を依頼したディレクターやデザイナーの時間も奪うことになります。
大量に修正したり、何往復もやりとりする上記のような時間は、本来ならば防ぐことのできる「無駄な時間」なのです。
この「無駄な時間」をいかに削れるかが非常に重要です。
作業ミスの軽減
人間は必ずしも完璧ではありません。
セルフチェックをすることで作業者と依頼者の2人の目を通すことになります。
作業者だから気づくこと、第三者だから気づくことがあると思います。
もちろん、チェックする人数は多ければ多いほど良いですが、最低でも2人の目は通すべきです。
ミスの発生を最低限に、、、!
実際に行っているセルフチェック
例として、デザイナーからもらったサイトデザインをコーディングする際のセルフチェックの流れを紹介します。
デザインチェック
フォントサイズ、余白、色など、デザインとの差異がないかを確認します。
レスポンシブ対応の場合、もちろん可変なのでそこも意識しなければなりません。
時間に余裕がある場合は、キャプチャをとってデザインデータと重ね合わすことで、より見落としがなくなるでしょう。
私はよくチェックをする前、少しだけ違う作業をします。
一旦その作業から離れることで頭をリセットできて、見落としが少なくなります(気がします)。
ブラウザチェック
私は基本的ににGoogle Chromeで作業をしています。
しかし、Firefox、Internet Explorer、Safariなどのその他のブラウザも無視はできません。
もちろん、スマホも実機で確認しなければなりません。
公開直前でAndroidで崩れてる!なんてことにならないよう、必ずチェックします。
その他のチェック
デザイン以外にも、リンクは設定しているか、altは入っているか、HTML、CSS、JavaScriptの文法エラーはないかをチェックします。
また、フォームなどがあるページに関しては、しっかりと動作確認を済ませた上で作業完了としましょう。
最後に
今回お話ししたことはとても当たり前のことです。
なにも難しいことではありません。
しかし、慣れてきている時だからこそ疎かになりがちです。
タイトルにもあるように、「急がば回れ」です。
焦ってチェックもしないまま流してしまうと、結局、修正の嵐で時間を使ってしまいます。
修正が重なると言うことは、他の人の時間も使っているとうことを念頭に置いておくべきです。
それでは。