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非デザイナーの為のデザイン講座〜飾らずに伝えるデザインとは〜

だいぶ涼しくなったと感じるのは私だけでしょうか。
お盆が過ぎると、夏の終わりがチラつき始め、何とも言えない侘びしい気持ちになりますよね。
まだまだ夏は続きますよ!

夏嫌いが何を言ってんですかね。
こんにちは、香川です。

今回のテーマは、”伝わるデザイン”についてです。

デザインと聞くと、どうしてもカッコ良さや綺麗さ、華やかさなんかを連想してしまいますよね。
そんな連想からデザイナーなんて聞くと、どうしてもシャレオツだと思われがちです。

しかし、実際のところはすごく地味な職業だと思うんですよね。
本日は、そんな華やかではないデザインについて述べさせていただきたいと思います。

偉そうに言いましたが、私はデザイナーとしての資質は限りなく低いです。
ここぞと言う時には、肩書きとして使わせてもらいますけどね…。

冗談はさておき、非デザイナーである方にとっても、デザインをしなければいけない時ってあると思います。

例えば、プレゼン資料の作成なんかがそうですね。
プレゼンなんてしないよという方でも、報告書作成などは行いますよね。

これらも立派なデザインと言えるのではないでしょうか。
つまり、ごく自然にビジネスマンはデザインを行っているのです。

そんな報告書やプレゼン資料が、「うまく作れない=相手にうまく伝わらない」というのはもったいないとは思いませんか?
そこで大切なことがデザインのルールを学ぶことです。

 

非デザイナーの為のデザインルール


ここでは、取ってつけたような小手先のテクニックではなく、あくまでもルールとして、各項目に分けて箇条書きでご紹介します。

読み手に対していかに「うまく、漏れなく、伝えられるか」を意識して下記をご覧ください。

◼︎フォントや書体のルール
「読ませる文章(長文)には明朝体を使用する」
「タイトルや見出しにはゴシック体を使用する」
「英数字には欧文フォントを使用する」
「欧文には和文フォントを使用しない」

◼︎文章のルール
「文字のサイズ・太さに強弱をつける」
「行間と字間を設ける」
「箇条書きを有効に使用する」

◼︎図形や図表のルール
「影・グラデーション・立体感はほとんど必要ない」
「適切な余白を設ける」
「楕円形は使用しない」
「図形を使用する際は、枠線か塗りのどちらかのみに色をつける」

◼︎レイアウトや配色のルール
「近接・整列・コントラスト・反復の4原則を遵守する」
「図形や写真を歪めない」
「背景色と文字色以外の色は2色以内にする」

 

 

まとめ


今回は各項目ごとに端的にまとめてみました。
細かいルールはまだまだ存在するものの、プレゼン資料や提出書類に用いる基本的なルールであることに違いはありません。

何よりも、絶対的なルールは「読みやすさと伝わりやすさ」です。
これらを叩きこむことによって、デザインに自信のない方でも、ある種の武器になるのではないかと考えています。
試しに実践してみてはいかがでしょう?
それでは。