皆さんこんにちは。ジーニアスウェブ増田です。
突然ですが今日は何の日でしょうか?
そうです、本日2月14日といえばバレンタインデーですよね。この言葉を聞くだけで無意識にそわそわしてしまうという方も多いのではないでしょうか。
もし誰かに渡そうと考えている方は、是非頑張っていただければと思います。
さて、そんな甘酸っぱい話題とは全く関係ありませんが、
今回は「黄金比・白銀比、青銅比」について書いていこうと思います。
黄金比・白銀比についての詳細は当ブログの別記事でも掲載されていますので、そちらもあわせてご覧いただければと思います。
※黄金比・白銀比について
https://www.genius-web.co.jp/blog/cat-100/ratio.html
貴金属比について
この黄金比などは貴金属比と呼ばれるものです。
nの場所に自然数が入り、第1貴金属比を黄金比、第2貴金属比を白銀比、第3貴金属比を青銅比といいます。
よく聞く黄金比は、貴金属比の1つです。全5種類ある貴金属比はどれらも人に美しいと感じさせたり、安心感を覚えさせるため、このルールにさえ則れば、新米デザイナーでもプロに一歩近づいたデザインができます。
現代のWebデザインやDTPデザインなどのビジュアルデザインにおいて、プロなら意識せずに守っているデザインの「比率」です。
1.黄金比
黄金比は、貴金属比の中でも最も広く知られ、古代ギリシア以来「神の比」とも呼ばれ安定的で美しい比率であると言われています。
有名なもので例えれば、パルテノン神殿や凱旋門をはじめ、松ぼっくりのかさや、花びらの数、葉の生え方においても
すべてに黄金比を見つけることができます。
その比率は【 1 : 1.618 】となります。
2.白銀比
もっとも美しい比率として西洋の黄金比、日本の白銀比と言われています。比率は、【 1:1+√2 】(約5:12)です。
白銀比は大和比とも呼ばれ、身近なもので言えば日本の紙の規格(A4、B4等)に採用されています。
そのためこれらの規格は、A4を半分にするとA5といったように折り返しても同じ比率が保たれるため、美しさと便利さを兼ね備えた比率と言えます。
日本古来の建造物にも白銀比は積極的に使われていて、中でも法隆寺の金堂や五重の塔は皆さんもご存知だと思います。
黄金比がもてはやされる場合が多いですが、日本人向けのサイトデザインや印刷物においては、白銀比を用いた方が日本人好みのレイアウトになりやすいのではないでしょうか。
3.青銅比
青銅比は、【 1:(3+√13) / 2 】で表される比のことを指します。言い換えれば、【 1:1:3.303】(約3:9)となります。
あまり有名な比率ではないため、比較的身近な黄金比、白銀比と比べ名前すら聞いたことがないという方も多いのですが、こちらも同じく貴金属比の一つに数えられます。
また、これらの他にも、白金比、第二黄金比などといった貴金属比もあります。
これらはあまり使うことは無いと思いますが、ひとつの豆知識として持ち合わせていきましょう。
4.おまけ
Webデザイン「黄金比」計算ツール
http://zapanet.info/blog/item/1298
こちらの「黄金比」計算ツールは、一カ所任意の数値を入れると、残りの幅を自動計算し黄金比を割り出してくれるツールです。
入力が一カ所だけでもいい、というのが最大の特徴です。
ためしに黄金比を使ってみたいという方は是非使ってみていただければと思います。
それでは、今回はこれで失礼いたします。