みなさん、こんにちは。
ジーニアスウェブの宮本です。
先日、弊社にインターンの方が2名来られていました。
学びにきているインターン生と関わる中で、私もたくさんのことを学ばせていただいたので、今回はそのお話をさせていただきます。
目次/このページでわかること
インターンシップとは
そもそもインターンシップとは、学生さんが企業で就業体験をすることです。
期間や内容、その種類は企業によって多種多様です。
内容:企業案内、課題、業務など
期間によって、内容は大きく変わると思いますが、インターンシップに参加することで、一般的な企業説明会などよりもずっと、その会社のことが理解できると思います。
近年、インターンシップに参加する学生が増えており、2019年3月卒業予定の学生のうち、7割を超える学生がインターンシップに参加しています。
(参考:2017.11.16 日本経済新聞より)
なぜ、インターンシップに参加するのか
わざわざインターンシップに参加しなくても、企業説明会である程度、その会社のことは理解できるんじゃない?
と思われる方もいらっしゃると思います。(就活生もそうじゃない方も)
確かに、企業説明会だけでも、その企業のことは理解できます。
昨年は、私も就活生でした。
説明会に参加しながら、その会社で自分が働く姿を想像するのですが…
これがなかなか難しいんです。
しかし、インターンシップは、
パンフレットやスライドで企業を紹介する説明会とは違い、現場の雰囲気を肌で感じることができます。
現場で、現役のスタッフたちと働くことで、参加した学生も、受け入れた企業も、「私(私たち)に合っているか?」を確かめることができます。
近年、新入社員の離職率が高まっている理由のひとつに、“入社前と後のギャップ”がありますが、インターンシップは、そんなギャップを少しでも埋めるためにも重要な役割を果たしています。
今回実施したインターンシップの概要
ジーニアスウェブには、これまでたくさんの方がインターンシップに来て下さいました。
課題を決定する前に、インターン生のやりたいことや、現時点でのレベルをヒアリングして、それぞれに合った課題に取り組んでもらいます。
毎回、課題内容は異なりますが、大まかな流れとしては変わりません。
参加者 | 職業訓練校でWebサイト制作やデザイン技術などを学ぶ学生さん |
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参加人数 | 2名 |
実施期間 | 11日間 |
内容 | 各々に与えられた課題をこなす |
今回は、2名の方が来られて、コーディング課題と、広告課題+デザイン課題にそれぞれ取り組んでもらいました。
少しでもジーニアスウェブという会社と、そこで働く人について知っていただけるように、課題だけでなく、実際に仕事中のスタッフに話を聞いたり、一緒にランチをしたもしました。
感じたこと
これまで、ある先輩がインターン生の担当をしていたのですが、前回くらいから、私もサブ的に関わるようになりました。
まだまだ私も教わる立場なのですが、今の私に伝えられることをできるだけ伝えようと思いました。
そんなインターン生と関わる中で、たくさん感じることや学ぶことがありました。
①自分がきちんと理解していないと教えられない!
── ここはなぜこの色ではなく、こっちの色が良いのか。
── ここはなぜこうしない方が良いのか。
これまでの感覚やイメージで、「なんとなくだけど、こっちの方が良いに決まってる」と感じることはよくありますが、それをインターン生にそのまま伝える訳にはいきません。
なぜ、自分がこういう風に考えるのか、改めて学び直す機会でもありました。
②インターン生のレベルに適した課題を与えるって難しい!
「レベルに適した課題」をどう捉えるかにもよりますが、私は「現時点よりも少し上のレベルの課題」だと捉えました。
今のレベルと同じ、あるいは低すぎると、簡単すぎて成長できない。
今のレベルより高すぎると、ゴールに到達できずに楽しみを感じられない。
だからこそ、少し現状よりもレベルアップした課題に取り組んでもらうことで、ステップアップができると思ったんです。
しかし、そのためには、インターン生のレベルをしっかりと把握する必要があります。
そして、与えようとしている課題の難易度を把握する必要もあります。
③業務との兼ね合いって結構大変!
インターンシップ期間中も、業務はもちろん行います。
業務に加えて、インターン生の課題選びや、質問への回答、課題のチェックなどを行うので、当然業務の時間は削られます。
業務ばかりに集中してしまうと、インターン生の時間がもったいないですし、インターン生ばかりに集中してしまうと、仕事が回りません。
せっかくインターンに来て頂いたので、インターン生には充実した時間を過ごしてもらいたいものです!
提出してもらった課題のチェックにも時間がかかるので、その間に次の課題に取り組んでもらったり、ジーニアスウェブで制作したお客様のサイトを見てもらったりと、無駄な時間(アイドルタイム)を極力減らせるようにしました。
最後に(学んだこと)
今回のインターンシップでも、学びにきているインターン生からたくさん学ぶことがありました。
- 自分の知識をさらに深めることができた
- 課題を与えるにあたり、参考となるデザイン(サイトやバナー)をたくさんみることができた
- このデザインは簡単?複雑?と、デザインの見極めの良い勉強になった
- 限られた時間の中でのスケジューリングを学ぶことができた
今後も、また機会があれば、インターン生と関わって、私も一緒に成長していけたら良いなと思います。
また、インターン生が熱心に課題に取り組む姿勢を見て、私ももっと頑張らなくてはと感じました。
今度は、もっとたくさんのことを教えられるように、これからも頑張ろうと思いました!
それでは失礼します。