暑すぎてクーラーなしでは生きていけませんね。
寝るときも節電節電と思いつつ一時間だけタイマーを設定、結局夜中暑すぎて起きるのでもう一度かけてしまいます・・・どうもこんにちは、岩本です。
以前、企業のブランディングにおいてストーリーを語ることの重要性をお話しましたが、ブランディングに限らず力強く記憶に残るストーリーを語る上で圧倒的に有利なのが、Youtubeなどオンライン動画です。近年、スマホの動画が消費者行動に大きな影響を持つようになってきています。今回のテーマは、「スマホのオンライン動画が重要である理由」です。
動画再生にはスマホ
長らくの間、スマホの小さな画面は動画再生に向かないと考えられていましたが、今ではオンライン動画にとってスマホは切っても切れない存在となっています。なぜなら、オンライン動画はスマホで閲覧される場合が圧倒的に多く、更にシェアされる確率も高いからです。特に18歳から34歳の若いスマホ世代は、TVよりも携帯で動画を見るほうが倍近く多いと言われます。スマホの画面は集中して見られるので、広告を見る確率も、スマホで動画を見る人はTVやパソコンを見る人に比べて1.4倍高いと言われています。更にオフラインの効果もあります。なんとスマホ視聴者は動画コンテンツの内容を人に話す確率が1.6倍も高いのです。
モバイルはもはやTVやパソコン画面をしのいでいます。
また、スマホのほうがTVやパソコンよりも消費者と個人的なつながりを作る上で長けていると言われています。スマホの動画視聴者はパソコンの視聴者に比べブランドに対する個人的なつながりを感じる確率が1.3倍高く、テレビの視聴者に比べて2倍も高いのです。理由としては、TVやパソコンよりもスマホのほうが身近で手頃な存在であることが考えられます。
スマホ動画が消費者行動に及ぼす影響
スマホはいつでもポケットに入っている相棒のような存在です。消費者が何かを必要としている時、「なんとなく」スマホに手を伸ばしますよね。このような瞬間はマイクロ・モーメントと言われています。つまり、商品棚の前に立ってどの商品を買おうか悩むのでもなく、店頭に行く前にPCなどで時間をかけて商品を吟味するのでもなく、細切れの時間を活用してスマホで検索をする瞬間です。このマイクロ・モーメントが増えていく中、オンライン動画は大きな役割を果たしており、なんと50%以上もの人々が購買決定の際オンライン動画を参考にしています。
このように、スマホ動画が今や消費者行動に大きく影響を及ぼしていることは明らかです。消費者が問題解決のためにスマホを、特に動画を頼るようになっています。このことから、ユーザーのニーズに応えるため動画をブランディングに取り入れる企業は増えてきています。しかも、製品やサービスについての動画を提供している企業はしていない企業にくらべて1.2倍の好評価を得ているというデータもありますから、消費者側からしてもこれは喜ばしいことなのです。
おわりに
スマホ動画がどれだけの効果をもつかおわかりいただけたでしょうか?オンライン動画には何も高額な費用を投入する必要はなく、投稿や共有も低コストで可能です。ほとんどの人がスマホを持つようになった今、商品・サービスのこと、また会社のことを伝えるために、スマホに対応したオンライン動画はまだまだ重要性を増していきそうです。ただし、数ある動画の中から埋もれないようオリジナリティある動画をつくっていく必要がありそうですね。いずれにしても、動画は価値があって面白いものでなければ見てもらえないので、「視聴者を楽しませる」というサービス精神が一番大事かもしれません。どんどんチャレンジしていきましょう!では。