こんばんわ、香川です。
とある深夜、戦時中の格好(軍服)をした一人の少年に遭遇しました。
驚きと同時に思わず声をかけたのですが、「昭和20年から来ました」と設定にブレはありませんでした。
和やかなムードの中、一通りインタビュー終えて記念撮影をお願いしました。
私は左側にいたので、絵面を考えて敬礼を左手にしたんですね。
…生まれて初めて「非国民め!」と激しく怒号を浴びせられました。
さて、今回のテーマは”文章力”についてです。
皆様、きちんと文章を書けていますか?
「どこに出しても恥ずかしくない立派な文章だ」と自信を持って言えますか?
もしかして、書けているつもりではないですか?
尋問のような入りになりましたが、失礼を承知で改めて問いたいのです。
ビジネスマンにとって欠かすことのないできない文章力、今一度見つめ直してみるのはいかがでしょうか。
私は、普段の仕事で文章をたくさん書きます。
ホームページ作成には、切り離すことのできない作業になります。
しかし、一般的な業務の中にも文章力を発揮させる機会はたくさんあるはずです。
メールでのやり取りもそうですし、時には手紙を書くこともあるかもしれません。
企画書や報告書の作成、提案資料など、言葉ではなく文章で伝えなければならないシーンは必ず存在するはずです。
その中で、クライアントに「うまく伝わらない」、ましてや「不信感を与えてしまう」なんてことがあるかもしれません。
上司に「基本がなっていない」「恥ずかしい」と思われている可能性も否定できません。
私を始め、若い人にはよくあるお話しです。
そして、現代の社会人には「間違った文章の書き方や言い回し」が蔓延してしまっているのです。
そこで、意識することで改善できる考え方やテクニックをご紹介します。
基本的概念と受け手の反応
まず、前提として受け手(読み手)を意識しなければなりません。
「自分本位で書かない」ということが鉄則です。
その上で、下記の概念を意識してみましょう。
1)相手に伝わる文章を書く→わかりやすさ
2)人を動かす文章を書く→納得、共感
3)頭の良い文章を書く→信賴、尊敬
同じ内容の文章を書いたとしても、その人の文章力で受け手の反応は大きく変わります。
意識をすることで、上記のような”信賴や尊敬を勝ち取る”ことができるのではないでしょうか。
その中でも一番大切なことが「正確さ」です。
「間違っている」ことは論外ですし、不安を与えしまってもいけません。
安心感を与える為にも、できるだけ”曖昧さは排除する”よう心掛けましょう。
「いつ・どこで・誰が・何を・何の為に・どのように」といった内容を、しっかり文中に入れて伝えることが大切です。
よくありがちな間違いと対応策
■「句読点を多用しない」
文章を書く上で、句読点は必須です。
しかし、闇雲に使用すれば良いという訳ではありませんよね。
読み手のことを考えているつもりで、読みやすいように「、」を打つ人が多く見られます。
「、」を多用し過ぎているということは、つまり「文章をまとめ切れていない」、もしくは「意味の固まりを理解しきれていない」ということになってしまいます。
そこで大切になってくるのが、次のポイントです。
■「削れる言葉は徹底的に削る」
相手に「わかってもらいたい」などの熱意のこもった文章になればなるほど、長くなってしまう傾向があります。
これは、あくまでも「自分が言いたいことしか伝えられていない」無駄な文章になってしまっていることがほとんどです。
受け手の気持ちを考えることこそが何よりも重要なのです。
文章を書いた後、何度も読み直してください。
「この部分は必要ないかも」と思ったら、迷わず割愛しましょう。
■「同意語には工夫を」
同じ単語を繰り返すと単調な文章になってしまいます。
同じ意味の単語でも、様々な言い方がありますよね。
自分で思い浮かばない時は、類語辞典を利用すると良いでしょう。
ネットでもサクッと出てきます。
これらを織り交ぜることで、繰り返しを避けることができ、頭の良い文章に見せることが可能です。
まとめ
「文章が作れない」「要点をうまく伝えられない」…
これでは、仕事がうまくいくはずがありません。
「失礼に値する」文章では、立派なビジネスマンとは言えないでしょう。
しかし、文章力は、努力する事で必ず上達します。
我々も繰り返すことで「少なからず上達している」と信じています。
あなたも文章力で差をつけてみてはいかがでしょうか。
それでは。