2017.03.30 Thu

人の振り見て我が振り直せ「自社分析」

business image chart and smart phone

皆さん、こんにちは。
ジーニアスウェブ上野です。
もうすぐ4月ですが朝晩の冷え込みが尋常でなく、
季節感皆無で未だ厚着をしています。
春が来た、どこに来た の歌詞を地で行く毎日であります。

話が逸れてしまいましたが今回は前回、前々回で行った
「顧客分析」「競合分析」を踏まえた上で行う「自社分析」について
ご紹介いたします。
ここまでくればあともうひと踏ん張りです。


○顧客のニーズと照合し自社の強み弱みを把握○


ここでは、前回行った競合分析の時と同様に、今度は自社の強み弱みを
挙げていきます。あらかじめ自社の特徴はリスト化したという方も
「顧客のニーズ」というフィルターを通して・・・第三者の視点で
客観的に自社を評価してみると結果が変わってきます。

例として、飲食店のオーナーという設定で話を進めます。

自店が推している要素が大盛りランチ、お代わり自由などの
「ボリューム感」のアピールであることに対し、食事に訪れるお客様の
ニーズは「美味しい料理が食べたい」「一品料理に力をいれて欲しい」
といった内容でした。

店=質より量を重視 お客様=量より質を重視

example

強みと思って訴求していた内容がお客様に響いてないということが分かります。
このように顧客分析の結果を踏まえて自社の強み弱みを確認を行わないと
認識がずれた訴求を行う一因となってしまいます。
逆も然りで自社の弱みだと悩んでいた箇所がお客様からすると大した問題ではなかった
という事もあります。

○過去成約・不成約時の原因を探る○


今まで自社の商材を手に取ったお客様には成約した(買った)方、しなかった(不成約)方が
います。その時の購買決定要因や、買わなかった理由をリスト化して行きます。
情報収集の方法として自社に来られたお客様にアンケートを取ったり、レビューサイトの
閲覧があります。自社商品に集中した内容で情報が集まるため、今後の訴求内容の見直しを
行う際に大いに役立ちます。

○さいごに○


自社分析で情報収集を行うときは、以下の5つの点を意識して実践して頂けると
より精度の高い訴求要素を持った広告作成の助けになります。

【情報収集時の注意点】
・(原則)事実を集める
・可能な限り具体的に書く
・情報を鵜呑みにしない
・情報量が狭い、少ない段階で思い込みをしない
・(可能であれば)一人で行わない

以上になります。

WRITERこの記事を書いた人

野田

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