腰の低さってどうやって手に入れるんでしょう。
腰の低い方を見る度に、己の器の小ささを感じてしまいます。
こんばんわ。香川です。
今回のテーマは”機会損失を無くした成功事例”についてです。
とあるクライアント企業のホームページ改善についてお話ししたいと思います。
改善と言っても、今回はページの修正や変更ではなく、新たなページの作成作業のお話です。
少し前のお話しにはなるのですが、大事なことなので記事にすることにしました。
こちらのサイトは集客面において、ある一定の成果が上がっていました。
しかし、成果があるからと言って、何もしないのはジーニアスウェブではありません。
何か他で機会損失はないか、常に意識し、クライアントからのヒアリングは怠りません。
そこで議題に上がったのが”隙間産業”なるものでした。
どの事業でもそうですが、本業の傍ら、副業、または本業に準ずる業務を行っている企業がほとんどだと思います。
例として、”付属品の販売”や、”その他の業務”として位置づけられるものがそうですね。
あくまでも本業ではありませんので、どうしても「単価が低い」「利益率が低い」ものとなってしまいます。
かといって、ないがしろにするのは違うと思いませんか。
こちらのクライアント様の本業は◯◯工事です。
※◯◯はイメージしてくださいね。
しかし、工事と言っても様々ありますよね。
新築を筆頭にリフォームや引っ越し、解体などがあり、清掃やメンテナンスなんかもあるかもしれません。
その中に、”隙間産業的な業務”がありました。
単価としては、非常に安い受注になるのですが、これまでにも本業の傍らで地道に続け、卓越した技術をお持ちでした。
少しニッチなキーワードでしたが、調べた所、狙えるキーワードでもありました。
「ページを作成し、広告をあててはどうか」と、とある打ち合わせで満場一致したのです。
競合にもしっかりとしたページがなかったので、丁寧に作り込みを行いました。
フォーム込みのページにすることで、すぐに申し込みができるようにしました。
これまでの地道な作業風景が写真として残っていた点も、大きな強みとなりました。
新たなページ作成の完了です。
PPC広告を活用し、流入を促しました。
これで機会損失は防げるはずです。
結果としてこのページは、毎月平均的に5位以内を推移しています。
しかし、真の狙いはその先にありました。
需要は元々高かった上に、少額なので気軽に申し込める点、調べても他であまり出てこない点から、こちらのページからのお申し込みはすぐに増えました。
そして、その工事内容が、丁寧でスピーディー、スタッフの人柄も良く確実な作業をしてくれたしたらどうでしょう。
「また、何かあったらこちらにお願いしよう」。
そういった心理が働くのは至極当然の流れと言えないでしょうか。
そんな流れから大型案件を受注することに成功したのです。
それから半年程、時が経ちました。
単価は安いのですが、お問い合わせ・申し込み件数が急増し、そこから本件の受注(大型案件含む)をいただけるというパターンが出来上がったのです。
もちろん、こちらのクライアント企業の技術力の高さ、丁寧さ、情熱による賜物です。
本物であるからこそ成功した事例とも言えます。
しかし、どの業種でも考えられる手段だと私は思います。
姑息だと捉えるか、堅実だと捉えるかは自由だ…。
大師匠も未だに言ってますよね。
「小さなことからコツコツと!」
それでは。