ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
引用元:googleが掲げる10の事実
皆さんこんにちは。加藤です。
先日、SEOという観点から、クライアントのHPをより良いものにしていくための勉強会に参加する機会を頂きました。
一重にSEOと言っても奥が深く、自社のHPが上位表示されるための施策は終わりのない作業ですね。
本日は、その中で興味を惹かれた事についてお話したいと思います。
目次/このページでわかること
サイトリンクについて
皆さんは「サイトリンク」という用語をご存知でしょうか?
Google によると以下のように説明がなされています。
Google の検索結果で一部のサイトの下部に表示されるリンクはサイトリンクと呼ばれ、ユーザーがそのサイトに移動する際に役立ちます。Google では、サイトのリンク構造を解析して、情報を迅速に見つけるために役立つショートカットを検出します。
要は検索結果の下に出てくる「おまけリンク」の事になります。
弊社の企業名を検索した際の例を挙げます。
このように赤い枠で囲ったところが、「サイトリンク」です。
サイトリンクのメリット
検索結果の下におまけが付いてくるからなんなのだ?と思われるかもしれませんが、これが結構重要だったりします。
以下にサイトリンクがもたらすメリットを挙げます。
1.目立つためクリックがされやすい。
2.人気ページのアクセス数がさらに増える。
3.サイト自体の評価が上がる。
このように好循環を生む大きな要因となります。
サイトリンクの正体とは?
重要な役割を持っている「サイトリンク」ですが、自由にコントロールすることが現時点ではできません。
よくアクセスされているページ、つまりユーザーの役に立つとgoogleが判断した検索結果についてのみ表示されるということなので、それはつまり、人気ページしか出てこれないということになります。
やや端的な言い方かもしれませんが、いつまでたってもサイトリンクが出てこないということは、「トップページ以外ユーザーの役に立っていないですよ」と検索エンジンが判断を下した結果だと言えます。
サイトリンクとコンテンツの関係性
では、以上見てきたように、サイトリンクとサイト内のコンテンツの関係性はどういいたものになるのでしょうか?
サイトリンクが出ているコンテンツについては、強化をしていく方向でいいのですが、サイトリンクが出ない場合の施策はどうでしょうか?以下に考えられる施策を例挙します。
1.アクセスを稼ぐコンテンツを作る。
2.ユーザーがログイン出来るページを造る。
3.下層ページに力を入れる。
4.ヤフカテ登録をする。
トップページは目次として考え、下層ページに力を入れているところが評価されている傾向にあるため、その流れに即し、ユーザーを意識したコンテンツを追加していくといった具合です。
まとめ
業界人は知っていて当然のことなのかもしれませんが、「サイトリンク」をこれまで意識していなかった自分にとって、実はサイトリンクはwebサイトの方向性を示唆する重要なシグナルとして読み取ることができるという気づきを得ることができました。
冒頭で引用したgoogleの企業理念でもある、「ユーザーに焦点を絞る」という事はシンプルなようで複雑なのか、複雑なようでシンプルなのか、中々奥が深いですが、様々な角度から考察してみても面白いと思われますので、回を追ってそれぞれの視点から記事にしていきたいと思います。
それでは。