2015.12.16 Wed

売れるアイデアを生む3つの手法

 

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みなさん、こんにちわ。
ジーニアスウェブの志々目です。

先日、アイデアを生む方法について書かれた面白い本に出会いましたので
今回はその内容を参考に、様々な場面で活躍する「売れるアイデアを生む考え方のコツ」をご紹介したいと思います。

争点図

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このような図は争点図と言われ、マーケティングや商品開発で使われます。

企業で使う場合は顧客の立場に立って考えて書きだすことで争点”顧客のニーズと会社から提供できることの共通点”が整理され、より顧客に伝わるキャッチコピーを作ることが出来たり、売れる商品を開発できるとされています。

わたしが最近顧客目線で作られた商品だなと感じたのがリングノート。
固かったリングを柔らかい素材に替えて作られたノートが登場しました。

リングが右側にくると手の側面が当たって書きづらく感じていましたが、リング自体を柔らかくするというアイデアから手にリングが当たる違和感が解消されただけではなく、ノートを重ねてもリング同士が絡まらなかったり、またリングの形状をD字にしているのでページがめくりやすくなったりと、とことん顧客目線で作られています。

ムリヤリルール

自由を禁止する。
ルールがある方が人は、はるかに考えやすいという考え方です。

ルールが無い場合は、ムリヤリにでもルールを作る。
ある程度のルールがあるときも、もっと縛り付けるルールを決めてから考える。

アイディアを出す場面でも効果的な手法で、

面白いことを考えろ

と言われるよりも

10分で面白いことを考えろ

というルールがあるほうが、人は考えやすく

美しい絵を描こう

よりも

美しい絵を3色で描こう

のほうがアイディアを生みやすいようです。
”ルールがあれば、考える「とっかかり」ができる。ルールの中でどうやるか?
その制限をうまく切り抜けたり、それを壊すことも出来る。
ルールはある意味「常識」だから、それをひっくり返そうと考えれば「常識を超えたアイデア」になる”
(引用)

なぜなぜ?

本当の課題や解決策を見つけるための発想法で、疑問をどんどん重ねていくことで、頭に渦巻いている余計な情報をはらって、本当に大切なことに行きつける。途中でやめずに、どんどん、突き詰めることが大切だと紹介されています。

子供のころは良く聞いていましたが、仕事をするようになると「なぜなぜ?」と考えることは、
止まってしまっているようにも見えてしまいます。

程度にもよると思いますが、ひとつプログラムを組めば人が100時間かかる作業が10秒で終わるようなことが 可能になると思えば、先ほどの例のように、とことん顧客の立場になって考えた商品を作りそれが会社の目玉商品になれば、なぜなぜ?と考え抜いて試行錯誤したことは、大きなノウハウとなるとともに、利益を生みます。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
アイデアを生む方法以外にも、コミュニケーション力が何倍も上達するような言葉の使い方が紹介されており、見る者を飽きさせないタッチで書かれた内容でおススメです。
考え方を変えれば⇒モチベーションも上がり⇒成果物の質が上がる、良い循環を作ることが出来るということを、改めて考えさせられました。
では。

参考:「伝わっているか?」小西利行 (著)

WRITERこの記事を書いた人

志々目

東京オフィスにて、PPC広告のアカウント構築・運用、ソーシャル広告の運用を担当しております。

東京オフィスにて、PPC広告のアカウント構築・運用、ソーシャル広告の運用を担当しております。

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