「大将いつものちょうだい。」
「いつものって〜となんだい?」
「スマホあるあるだよ、活きのいいやつ!」
「…スマホあるあるね。あいよ!」
とゆうことで、今回のテーマは”スマホサイト製作におけるあるある”についてです。
スマホサイト公開前については、前回お話ししました。
詳しく下記からご覧ください。
今回は、製作におけるあるあるな話です。
製作者がよくやりがちなミスについて触れておこうと思います。
SEOにも関連する内容なので、スマホサイトをお持ちの経営者、担当者の方々も目を光らせてもよいかもしれません。
スマホサイト製作のありがちなミス
スマホサイトを作成するということは、PCサイトが既に存在しているという場合がほとんどだと思われます。
その場合、”PCサイトをスマホ用に最適化する訳”ですから、当然内容は同じになりますよね。
流用、または簡略化するのがオーソドックスなスタイルであるはずです。
この時、PCサイトとスマホサイトが重複してしまうという問題に陥ります。
「検索順位が下がる」要因の中でも、最も重要なのが、この”重複コンテンツの問題”になるのです。
通常、Web製作者はこれを理解しています。
ですので、多くの場合何らかの対処をしているはずです。
しかし、万が一ということもありますので、対処法を紹介しておきます。
canonicalで正規化
スマホサイトを製作する際のディレクトリとして、sp/が多用されます。
つまり、下記のような例になります。
PCサイト→http://◯◯◯.com/
スマホサイト→http://◯◯◯.com/sp/
この二つのURLで、全く同じ内容、もしくはほとんど同じ内容のページを公開するとなると、検索エンジンは重複コンテンツとみなします。
これを避ける為に、canonicalタグを使用します。
スマホサイト(http://◯◯◯.com/sp/)のhead内に下記のコードを記述します。
<link rel=”canonical” href=”http://◯◯◯.com/” />
この記述をすることで、スマホサイトのURLを検索エンジンの評価対象から外すことが可能です。
つまり、ページの評価は「PC用URLに統一する」という宣言をすることになり、”正規化処理”として扱われるのです。
noindexを指定
もう一つの手法として、noindexを指定することが挙げられます。
canonicalは、あくまで重複ページに使用するものですので、内容がおおよそ異なるページでの使用は避けた方が良いと言えます。
そんな時はおもいきって、noindexにしちゃいます。
これも記述はかなり簡単です。
該当ページのhead内に下記のコードを記述するだけです。
<meta name=”robots” content=”noindex”>
これで、検索エンジンからインデックスされることはありません。
つまり、検索結果に反映されないということになります。
検索結果に反映されないということは、どういうことかわかりますよね。
…見せたくないページならともかく、見せたいページが反映されないというリスクを伴います。
まとめ
一番良いのは、やはりcanonicalで正規化してあげることだと思います。
検索結果にも反映されますし、その上で重複コンテンツにはならないのですからね。
この簡単な設定が出来ていないスマホサイトってけっこうあるんですよ。
過去に作ったサイトであれば尚更です。
今一度ご自身のスマホサイトのソースをチェックしてみてください。
思わぬ落とし穴があるかもしれませんよ。
それでは。