今日は台風がきていましたね。
この時期に台風っていよいよ地球は大丈夫なんでしょうか。
20年後には日本には四季がなくなり、亜熱帯地域のようになるそうです。
夏は好きですが、スコールとか異常気象は勘弁してほしいですね。
さて、今日のテーマは最近よく耳にする“ネイティブ広告”についてです。
目次/このページでわかること
ネイティブ広告とは
最近クライアント様からのご依頼で多くなってきているのが、“インフィード広告”のバナー作成です。
インフィード広告とは、ネイティブ広告の一種で「インフィード型」または「タイムライン型」と呼ばれるものです。
そもそもネイティブ広告とは、その名の通り「自然な」広告という意味合いで、“The 広告”というような広告ではないものを指します。
“The 広告”の例
例えばこのようなバナー広告です。インターネットをよく見ている人なら一発で「あ、広告だな」とわかるそれですね。
“ネイティブ広告”の例
それに対して、ネイティブ広告はこのように記事の合間に隠れ潜んでいるものです。
一見普通の記事のように見えるのですが、よく見ると「PR」や「Ads by Yahoo!Japan」という表示が出ています。
クリックすると、記事の内容が他の記事と全く同じような感じで、売り込み臭が少ないものから、全く別のページにリンクさせて、無料登録や商品販売のページに繋げるものまでさまざまです。
SNSやアプリのタイムラインを利用した広告
そして特に最近多くなってきているのが、Facebook、TwitterなどのSNSのタイムラインを利用したタイムライン型広告や、Gunosyなどのニュースアプリのインフィード型広告が多くなっています。
タイムライン型広告の例①
・Facebook
もはや見慣れている方も多いことかと思いますが、「おすすめの投稿」というアレです。
タイムライン型広告の例②
・Twitter
Twitterはユーザーの年齢層の低さからか、アプリやゲームの広告が多い印象ですね。
インフィード型広告の例①
・Gunosy
こちらもよく見ると「Sponsored」と記載があります。
ゲームアプリなどの場合タップするとそのままApp Storeが開く場合が多いので、びっくりされる方も多いと思います。
インフィード型広告の例②
・Yahoo!(スマホ)
Yahoo!のニュース記事一覧のインフィード広告です。
こちらは広告文がいかんせん強いですが、うまく調整すれば完全にステルス状態になります。
このような「広告っぽくない広告」が“ネイティブ広告”と呼ばれています。
広告だと思わずクリックしたりタップするケースが多いので、当然クリック率は相当高く、ユーザーに見てもらえる機会も多くなります。
しかし、その反面でいきなりApp Storeに飛ばされたり、別の商品販売ページに飛ばされたりとユーザーからは悪い印象を持たれてしまっているのも事実だと思います。
そこで、「インフィード広告からリンクしたページがいかに良質なコンテンツであるか」が重要になります。
ニュースサイトからインフィード枠もらい、良い記事を配信をしている企業もよく目にします。
リンク先のコンテンツが魅力的であれば、その時は購入に至らなくても、いいね!やシェアで拡散されたり、ブックマークで後に購入することもあるかもしれません。
まとめ
何度かこのブログでもご紹介していますが、ユーザーはどんどんインターネットに慣れて「賢く」なっています。
ネットを見る時に必ずと言っていいほど目にする「ネット広告」には特に敏感になっています。
ネット広告だというだけで、拒否反応を示す人も少なくないと思います。
そんな人がいきなりゴリゴリの広告記事に飛ばされても「騙された!」と感じ、すぐに離脱されてしまいます。
インフィード広告に限らず、ネット広告をクリックしたその先のコンテンツが魅力的であることが何よりも大切なのだと思います。
P.S.
Instagramもついに日本での広告展開を開始するそうです。
どのような広告の形態になるのか、また日本のユーザーにどれほど影響力があるのかが今から楽しみです。