ジーニアスウェブに入社して約1年になりました。
昨年の今頃と比べると、できるようになったことはかなり増えたなぁと感じております。
さて、今回はRailsで管理画面を作成する際、簡単にしてくれるパッケージ「Administrate」をご紹介したいと思います。
マスターの一覧、登録、編集などを作成するとなると、indexにnewにeditに…とたくさんのページを作成しなくてはいけません。
1つ1つページを修正していくと結構な手間がかかりますよね。
そして、各マスターの画面を1つにまとめたいとなると、さらに手間が…。
それを一気に解決してくれるのがAdministrateです。
導入も以外と簡単ですので、早速導入してみましょう!
1.Gemfileの設定
まずは、Gemfileにadministrateを追加します。
※bundle installをお忘れなく。
2.モデルの作成
次に、管理画面で使用するモデルを作成します。
今回はname、email、telの列を持つUserモデルを作成しました。
3.administrataのインストール
インストール用のコマンドを実行すると、administrateで使用するファイルが作成されます。
この時点でルートファイルを確認してみると、以下のようになっております。
adminの下にusersがあるのが確認できます。
4.実際の画面を確認してみる
それではrails sコマンドを実行し、早速アクセスしてみましょう!
rootURL/adminにアクセすると、Userの管理画面ができているのが確認できるかと思います。
newなど他のページも自動的に綺麗に作成されているかと思います。
※デフォルトは英語ですので、ロケーションにて日本語に変更する作業が必要です。
他のモデルもadministrateにていくつも扱うことが可能です。
追加する場合はdashbordの作成が必要になりますので、対象モデル用のdashbordを作成するコマンドを実行します。
※例としてcompanyもモデルを追加してみました。
Userモデルと同じようにルートファイルに追加しアクセスすると…
サイドにcompanyが追加されているのが確認できるかと思います。
このように必要に応じてadministrateで扱うように設定すると、簡単に管理画面が作成できます。
いかがでしたでしょうか?
Railsでの開発で結構手間がかかりそうだなぁと感じている場合は、パッケージをうまく活用して作成していくと良いかと思います。