こんにちは、仕田です。
最近、ものすごく今更感が強いんですが、ポケモンGOにハマっています。
ウォーキングのお供には持ってこいです。早朝の涼しい時間帯が気持ちよくてオススメです!
さて今回は、Google Adwordsのユーザー所在地のレポートについてお話します。
レポートを作成する
Google Adwordsではさまざまなレポートを作成することができます。
その中の「ユーザー所在地レポート」は、検索しているユーザーが実際にどこにいるのかを把握することができます。
◆レポートの作成方法
①管理画面の【設定】タブの中の【地域】を選択
②【ターゲット地域レポートの表示】ボタンのプルダウンから【広告表示につながった地域名】を選択
※「ユーザーの物理的な所在地、またはユーザーが関心を示した(検索したり、関連するコンテンツを参照した)地域です。」との説明が表示されます。
③「広告につながった地域名」のレポートデータが表示されます。
※今回の表示は【都道府県】を選択しています。他に【広域地方自治体】や【市区郡】などが選択できます。
次にユーザー所在地レポートを見てみましょう。
④上記②の場面で【ユーザーの場所】を選択
※「ユーザーの物理的な所在地です(ユーザーが関心を示した地域は考慮されません)。」との説明が表示されます。
⑤「ユーザーの場所」のレポートデータが表示されます。
2つのレポートデータの結果を見てみるとかなり違いがあることが確認できます。
この違いを「求人広告を検索しているユーザー」を例に説明します。
※広告の配信エリアは愛知県、ターゲット地域の詳細設定はデフォルトの推奨設定です。
1. 検索キーワードは「求人 愛知」、検索しているユーザーの所在地は東京
※東京都に住んでいるユーザーで愛知県の求人を検索している。
この場合、前者レポートでの地域は「愛知県」のデータでカウントされ、後者レポートでは「東京都」のデータでカウントされます。
2. 検索キーワードは「求人 愛知」、検索しているユーザーの所在地は愛知
※愛知県に住んでいるユーザーで愛知県の求人を検索している。
この場合、前者レポートでの地域は「愛知県」のデータでカウントされ、後者レポートでも「愛知県」のデータでカウントされます。
お分かり頂けますでしょうか?
ターゲット地域の詳細設定がデフォルト設定なので、愛知県に住むユーザーはもちろん、愛知県外のユーザーでも検索語句に愛知の地名が含まれていれば広告は表示されます。この条件が前提として、
・前者レポートは愛知県内に住むユーザーのデータ、または検索された愛知県内の地域名データが確認できます。配信エリアが愛知県のみなので都道府県名表示だと「愛知県」しか出てきません。
・後者レポートは実際にそのユーザーが検索した所在地の地域名データが確認できます。そのため愛知県外の地域名データも確認することができます。
物理的にどこに住んでる人がどれくらい検索してクリックしているのかを知りたければ、後者レポートで確認してみてください。
※IPアドレスで位置情報を取得しているので多少のズレが生じることもあるようです。
最後に
検索ユーザーの所在地データがわかることで、広告運用の配信エリアの見直しだったり、はたまた地域限定の商品開発に役立ったりすることもあるかもしれません。ぜひ一度確認してみてください。