これまでに挙げてきた構造の分析、5フォース分析ですが、これらに加えて、近年では、もうひとつの要因を考えるべきという主流になりつつあります。
いくつか例を挙げてみましょう。
補完財の関係では、一方の価格が上昇すると、もう一方の補完財の需要も減少傾向にあるということです。
対象の代替品の関係では、
例えば、コーヒーと紅茶があった場合，コーヒーの価格が上昇したとしても、紅茶の需要は変らないでしょう。
問題は補完財が第2段階の競争に入り、支配的な競争の上、圧倒的に差がでた場合、
補完されている側は、大ダメージを受けることがあるということです。
こういった観点から見ると、補完財との関係性は、切っても切れない重要な競争のひとつになります。
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WRITER／この記事を書いた人
横山祐樹
株式会社ジーニアスウェブ 取締役 お客様の課題と問題の両方を解決するべく、日々取り組んでいます。
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